エコキュートの電気代の目安

エコキュートの月の電気代や年間の電気代については、メーカーごとに目安を自社のホームページで公開しています。それによると、エコキュートの年間の電気代は21,000円前後になります。この電気代が他の給湯器と比べてどのくらい安いのかという点がポイントです。

パナソニックによる他の給湯器とのコスト比較

パナソニックによると、エコキュートの年間の電気代は「20,400円」で、これは関西電力の「はぴeタイムR」という深夜の割引プランを利用した金額になっています。ちなみに関西電力だと、電気給湯器の場合は年間86,400円の電気代がかかります。年間で66,000円もお得ということです。10年間で66万円節約できるわけですから、イニシャルコストは充分にペイできる計算です。また、石油給湯器の場合は年間で49,200円、ガス給湯器の場合は年間で66,000円ですから、エコキュートは、電気給湯器の1/4、ガス給湯器の1/3、石油給湯器の1/2まで電気代を抑えることができ、最もランニングコストの安い給湯器であることがわかります。

なお、長野県にお住まいの場合は、年間の電気代が、エコキュートだと「24,000円」、電気給湯器だと102,000円、石油給湯器だと49,200円、ガス給湯器で63,600円ですから、関西在住よりもエコキュートと電気給湯器の差は大きくなっています。エコキュートの電気代は九州になると年間「18,000円」まで下がり、沖縄になると年間「10,800円」となります。温かい気候の地域になればなるほど電気代を安く抑えられる傾向が見られます。逆に寒い地域の代表である北海道では年間「32,400円」と、長野の中部電力エリアと比べても高くなっています。

ダイキンによる一般地仕様と寒冷地仕様のコスト比較

エコキュートを販売している大手のひとつダイキンでは、一般地仕様のエコキュートと、寒冷地仕様のエコキュートの電気代の比較も公開されています。一般値仕様の電気代は年間「21,800円」で、こちらも関西電力の「はぴeタイムR」を利用した際の費用となっています。パナソニックよりも1,400円ほど高い目安になっていますが、大きな差はありません。一方で発表されている「寒冷地仕様」の電気代は年間「33,600円」で、こちらは東北電力の「よりそう+シーズン&タイム」という深夜割引プランを利用した費用です。寒冷地仕様の方が年間で1万円以上も電気代がかかっています。ちなみに冬の気温がマイナス10℃を下回る地域では一般仕様のエコキュートは利用できませんので、寒冷地仕様になります。

なお、比較対象として都市ガスの費用も掲載されており、関西だと年間71,600円、東北だと88,100円です。60%から70%のコスト削減が見込めるということです。ただし、冬になるとそれだけお湯を使用する量が増えますので、エコキュートであっても、ガス給湯器であってもコストはかかってきます。それでもやはりエコキュートは圧倒的にランニングコストが安くなっています。

エコキュートで電気代を安く抑える方法

エコキュートに変えたからといって単純に電気代が安くなるわけではありません。環境や利用方法によってはあまり変わらないという可能性もあります。どうすればエコキュートの電気代を安く抑えることができるのか知っておくことは大切です。

電気料金プランの見直し

電化住宅お勧めの電気料金プランが各地域で提供されています。この電気料金プランだと深夜の時間帯の電気料金が安く設定されていますので、ここでお湯を沸かしておけばコスト節約になります。逆に日中は電気料金が高くなりますので注意が必要です。家族の人数が多いに容量の小さなエコキュートを購入してしまうと、湯切れのために日中に沸き増しをしなければならなくなりその分だけ電気代がかさみます。

電気料金プランは、北海道電力の「eタイム3プラス」、東北電力の「よりそう+シーズン&タイム」、北陸電力の「くつろぎナイト12」、中部電力の「スマートライフプラン夜とく」、東京電力の「夜トク12プラン」、関西電力の「はぴeタイムR」、四国電力の「でんかeプラン」、中国電力の「電化Styleコース」、九州電力の「電化でナイトセレクト21・22・23」、沖縄電力の「Eeホームホリデー」といったように統一されているわけではなく、地域ごとにサービス内容がやや異なりますので、自分の住んでいる地域ではどのような電気料金プランがあるのか事前に確認しておくといいでしょう。エコキュートをオトクに利用していくためには、このような電気料金プランへの見直しが必要不可欠になります。

夏と冬で設定を変える

エコキュートの使い方によってもランニングコストは変わってきます。初期設定では、湯はり後の自動保温が2時間から3時間に設定されており、これが無駄なエネルギー消費になっている可能性がありますから、家族の使い方に合わせて設定を変更してください。保温時間が短いほど節約できます。

深夜の電気料金の安い時間帯にお湯を沸かすような「ピークシフト」以外にも節約の方法があり、製品によっては、電気料金の高い時間帯に沸き増ししない「ピークカット機能」や、ゆっくりと沸かしてピークを抑える「パワーセーブ」、太陽光発電を有効利用して自家消費する「ソーラーチャージ機能」などもありますので、こういった機能を有効活用していくとさらに電気代を節約できます。

また、エコキュートは大気の熱を集めてお湯を沸かすヒートポンプ式なので、外気が低下する冬場はエネルギー効率が悪くなってしまいます。さらに寒いのでお湯を利用する機会も増えますから、夏場よりも冬場は電気代が高くなるのです。冬場の節約の方法としては、追い焚きよりも高温足し湯を利用することと、湯切れで日中に沸き増ししなくて済むよう、季節ごとに湯量設定を見直しすることが大切です。夏場は湯量を少なく設定し、冬場は湯量を多く設定しておくと、無駄な電気代を節約することができます。このようにライフスタイルや季節に合わせた設定の見直しは重要です。

エコキュートの電気代比較のまとめ

家庭電力消費量の1/3は給湯です。エコキュートは初期費用が高くても、ガス給湯器や一般の電気給湯器よりもランニングコストを大きく引き下げる効果がありますので、10年間というスパンで見ていくと確実に他の給湯器よりも割安になります。ただし、電気料金プランやエコキュートの使い方によって電気代は上下しますから、なるべく電気代のかからないベストの環境と使い方でエコキュートを上手に有効活用していってください。日々の暮らしの中で、どれだけ電気代を節約できるのか家族で楽しみながら取り組むのもお勧めです。

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